Luce Photographer's Blog

2017 / 06
05≪ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 ≫07

引き出すということ

2006/06/21(Wed) 00:40
0175.jpg


先月とても独創的な結婚式を撮影しました。「森」をイメージした装飾の中、2人が自分たちで考えたゲストへのおもてなしのかたち。結婚式では当たり前のような「主賓の挨拶」や「ケーキカット」といった演出はほとんどゼロ。演劇や音楽を巧みに取り入れた今までみたこともない、そしたこの先もたぶんないであろう結婚式のかたちでした。

多くの結婚するカップルたちが結婚式にのぞむのは、「自分たちらしい」結婚式。でもそれが何なのかと頭を悩ますカップルたちが多いのが事実。たった1回の一大イベント。あれやこれやと想像を膨らませるも、結局時間やスケジュールに追われ、また会場側の環境やルールの中でテンプレートにはめこんだ「よくある結婚式」になるパターンも多いはず。終わってみて、ああすればよかったこうすればよかったと後悔する人も少なくないかもしれません。

カメラマンとして思うのは、毎回同じテーマで撮影しているからこそ「当たり前」になってしまうことが一番こわいなあということ。指輪交換やキスをするのが当たり前。ケーキカットや両親への手紙が当たり前。その最も注目度のあるイベントは必ず記録としておさえる。でもそれだけで満足していては絶対いけないなと。

結婚するカップルは結婚式というものを組み立てていくという作業がほとんどが初めてのこと。そんな二人にたくさんのことを求めるのは難しい。だからこそ、何百回という結婚式を経験している私たちがいろんな提案をしていかなければいけないのではないかと。それはプランナーさん、メイクさん、司会者さん、サービスの方々、ビデオさん、私たちカメラマン、すべてのスタッフに言えることだけれど。

とにかく二人の持っているものを引き出すこと。

これはこういうものなんですよと絶対に押し付けないこと。自分たちの利害だけで、できるかもしれないことに顔をしかめないこと。二人の話をたくさん聞き出すこと。聞いて考えて一緒に創造していくこと。既成の概念に決してとらわれないこと。

それが私たちの常にある課題だなあと。

だからこそ結婚式は楽しいのでしょうね。それは、毎回どんなものに仕上がるかわからないから。
自分が仕事を終えて感動したら、それは自分が結婚式を創りだした過程の努力を怠らなかったという証明になる気がします。

と、最近自分の結婚式を終えて、ふと思いました。

きっと誰もが一生記念になる自分たちらしい素敵なウェディングを思い描いているはず。
全力でそのお手伝いをしたいなと心から思います。


さきはま

中野雅弘 コメント:2 トラックバック:-
コメント:
--見とれてしまいました~。--

ご無沙汰しております。
先日は大変お世話になりました!

一瞬、先浜さんの式の写真?!と思ったのですが、
違ったのですね、、。それにしても素敵ーー。

そうそう、うちの写真も皆さんから大絶賛ですよ。
見て楽しんでばかりで手焼き用写真の選択が遅れてますが、
近日中に写真を返送出来そうですので
またまたお手数おかけしますが、よろしくお願いします。
by: sudou * 2006/06/21 05:20 * URL [ 編集] | page top↑
--ゆっくりでいいですよ--

コメントをありがとうございます。sudouさんの結婚式もとっても素敵でしたよ。ゲストとの時間をとても大事に考えられたパーティでお二人らしいゆったりとした贅沢な時間だったのでは?セレクトはいつでもいいのでゆっくり楽しみながらお選びくださいね。楽しみにしています!
by: s * 2006/06/21 22:04 * URL [ 編集] | page top↑
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

Next Home  Prev

 

Luce Photographer's Blog内 検索

カメラマン別検索

リンク

月別アーカイブ

ブログ内検索

カウンター