Luce Photographer's Blog

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手焼きのよいところ part5

2008/03/19(Wed) 02:36

再入場でキャンドル入場のシーン。
静的な絵ですが、けっこうどきどきしながら撮ったカットです。
無難な撮り方をしようと思えば、ストロボを使うか、会場のスポットが二人を照らすまで待って撮るところですが、扉が開いて二人がバンケットの中に入るギリギリのところでシャッターを切りました。
撮る際にイメージしていたのは、ドレスの輪郭には光が当たっているけど、二人の正面は黒くつぶれてキャンドルが浮かび上がっているような絵。
この手前だと二人はまだ明るいところにいるので、キャンドルは目立たないし、この後だと二人は完全に暗いところに入ってドレスの輪郭や色はきれいに表現されません。しかも二人がバンケットに入ると扉が閉まり、ものすごく明るいスポットが二人に当たるので、キャンドルの雰囲気はなくなってしまいます。
チャンスは2,3秒でしたが、イメージどおりのカットが撮れたと思います。
でも、こういうカットは機械焼きではなかなか良いプリントにはなりません。
下は同じカットを機械焼きしたものです。むりやり浅く(明るく)焼いているので顔の部分まで浮かび上がっています。
これでは僕がイメージした絵とはかけ離れています。この後にお二人の表情がはっきりと見えるものも撮影しているので、このカットでは上のプリントのように表情ではなく雰囲気を重視したプリントを作成しました。

「手焼きって何がいいんですか?」とよく聞かれますが、このように最終的なプリントを撮影時のイメージどおりに仕上げることができるのが最大のメリットです。
そのためには、撮影する人と焼く人が一緒であることがとても大切です。

kkrkikai.jpg

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